だんだんと恒例になってきた、不定期で行われるワイン好きな男子の貸切か個室にしないと、あとが大変なことになるワイン会(笑)がこちらのマジュールで行われました。
とんでもなく美味しいワインとお料理ととんでもなくざっくばらんな会話を楽しむという趣旨の会ですが、今回も大変盛り上がりました。
こちらのお店は桜通沿いにあるフレンチです。
ラグジュアリーな空間と素敵なフレンチ、スマートなサーヴィスを楽しめます。
今回のお料理は、こんな感じでした。
食事前の軽い一皿はうにを使ったコンソメジュレ もちろんシャンパーニュによくあいます。とって只者ではないシャンパーニュですが。
夏のスペジャリテ 20種類の野菜のテリーヌ
きれいなテリーヌです、絵画をイメージさせるテリーヌは料理は芸術だと思わせていただけます。こちらもシャンパーニュと。
ズワイガニとカリフラワーのムース 胡麻のチュイルとアメリケーヌソース
カニのうまみがぎゅっと詰まった一品、熟成した白と合わないわけがありません。
蝦夷あわびのムニエル 夏の装い 夏野菜とカレーのソース
あわびのやわらかさは素晴らしいですが、ソースはカレーという感じはそんなに強くなく、あわびによくあったソースです。
イベリコ豚ベジュータ肩ロースのロティ 旨味を詰めたそのジュで
まずいわけがない、一品。火の通りぐあいも完璧です。豪華なピノノワール軍団とばっちりマリアージュです。
黒イチジクのコンポート アマレットのアイスクリーム添え
イチジクが好きなので、美味しい。甘口ワインがあってもよかったかもしれせん。
ワインはすべて持ち込みで、今回もすごいラインナップでした。
泡二本
Jacques Selosse “Substance” Blanc de Blancs
Salon 1999
ジャックセロスのSubstanceは、シェリーと同じような製法で作られるので、上品なシェリー香がしました。
すこしづつゆっくり飲みたいシャンパンですね。
サロン99は、フレッシュな感じです。
ジャックセロスとは、真逆のコントラスト。面白い飲みくらべとなりました。
白二本
Corton-Charlemagne 1990 Louis Latour
Meursault “Les Narvaux” 2001 Domaine d’Auvenay
白からは、ブラインドで楽しみました。今回は、たまたまブラインドは全問正解!!
こんなん当たっても、微妙な感じです(笑)
さて、まずはドーブネ、めちゃめちゃいい状態で、物凄くいい香りです。ムルソーという土地の感じよりもドーブネという作り手の存在が際立つワインでした。
ルイラツールの90のコルトンシャルルマーニュは、まだまだ芳醇な果実味を感じられて90とは思えなかったです。
この二つの白の競演もとても楽しい競演となりました。
赤四本
Vosne Romanee Les Beaux monts 1988 Domaine Leroy
Bonnes Mares 1997 Georges Roumier
Aloxe Corton Moillard 1957
Jensen Calera 1981
赤4本もブラインドでいただきました。
たまたま全員持ってきたのが、ピノノワールで作ったワイン
最後まで、ルーミエとルロアで迷いまいたが、たまたま正解でした(笑)
まずは、ジャンセン カレラの81 こんな古いジャンセンは初めてでしたが、パワフルなアメリカのニュアンスを残しつつも面白みのある香がしました。
私は、モワラールの57年を持ち込んだので、抜栓するまでハラハラ状態。
結果、生きててよかった状態でほっとしました。
ソムリエさんによると二回リコルクしているとのことでした。さすがです。
リコルクのときに足されるワインの影響は受けているんでしょうね。
古酒のニュアンスはさすがに強いですが、十分に飲みごたえのあるワインでした。
ルーミエのボンヌマール97は典型的な綺麗な美味しいピノノワール。
文句なしの美味しさと香です。
ルロアのレ・ボーモン88は、土壌のよさが素直にでているワイン、土のにおい、香の複雑さ、美味しいですね。
ワイン表現下手なので、よい表現ができなくて申し訳ありません。
とにかく美味しくて楽しいワイン会でした。