集団の中の孤独

今朝、タレントの上原美優さんが自殺されたというニュースが飛び込んできました。
理由は、わかりません。しかし、ブログや知人の人に恋愛などがうまくいかないことを相談されていたようです。
また、最近お母さんが亡くなられたことも大きかったようです。
彼女は、「貧乏タレント」というキャッチフレーズで、鹿児島県種子島出身で10人家族の末っ子だったことも彼女を有名にするきっかけとなったようです。
明るいキャラで、自殺などと無縁のようにみえた彼女がなぜという思いです。
だだ、これは単なる推測に過ぎませんが、田舎の大家族でいつもにぎやかな家庭に育った彼女にとって、芸能界という世界はいつも大勢の人がまわりにいて、非常に忙しく、にぎやかだった変わりに、会いたいときに友人にも会えず、恋愛してもそれが本物なのか、自分が芸能人だからなのか、よくわからない現実などもあり、「集団の中の孤独」状態になっていたのではないかと思うのです。
彼女は、いつも結婚願望を言っていたそうです。
それも、家庭という信頼できる、いつでも会う事ができる、家族がほしかったのではないかと思います。
芸能界というところは、非常に強い自分を持ち、人に依存しないタイプの人が向いている世界なのかも知れません。
最初から心が強い人などいませんが、体と同じように心も少し鍛えていくことも大切かもしれません。
心を鍛えるのは、多くの本を読んで自分なりの価値観や哲学を鍛えたり、メンターという心の師匠を持っていること。
上原美優さんのご冥福をお祈りいたします。
また、今集団の中の孤独を感じている人がいたら、心を少し鍛えてみてはいかがでしょうか?