マインドコントロールについて

オセロの中島さん関連の報道で、マインドコントロールについて、テレビであれこれ報じれらていますが、報道だけをみていると「マインドコントロール」は「魔術」のようなものかのような印象を受けてしまいます。
しかし、そうではありません。
私も何人かのマインドコントロール状態を正常に戻したことがありますが、いずれもかなりの時間と労力を要しました。
さまざまなケースが、ありますが、解くためには
1)カウンセラーもしくは洗脳をとく人への絶対的な信頼
2)本人の認識と事実との違いを論理的に丁寧に説明していく
3)洗脳者からの完全な隔離
4)自己否定にならないに、完全にサポートが必要になります。
この4つがうまくいかないとなかなか成功しません。
頭では理解していても、行動は洗脳者の味方をしてしまうなんてことはよくあります。
たとえは、悪いかもしれまえんが、自分に害がある恋人に対して理屈では別れたいといってもなぜかついていってしまうようなことがおきます。
洗脳が深ければ深いほど、それを解くには時間がかかります。
今回のケースでも、まずは自己否定にならないような徹底して寄り添うカウンセリングが必要になると思います。

うつの人に朗報となるニュース

広島大、鬱病の客観的な「指標」を発見 – MSN産経ニュース http://sankei.jp.msn.com/science/news/110831/scn11083106010000-n1.htm
血液を調べることでうつかそうでないかがわかるようになっていくようです。
そうなるといままで、うつのふりをしてサボっているのではないかという疑いを持たれることがなくなり、非常にいいことだと思います。
早く実用化されることを望みます。

公務員の憂鬱

また、名古屋市の職員が覚醒剤で逮捕されたという報道がありました。
今年にはいって名古屋市職員で3人目だそうです。
職員の数から考えても多い数だと思うのは私だけではないと思います。
では、なぜ市の職員に薬に走ってしまう人が多いのか?
それは、メンタル的な要素があると考えます。
以前、ある市職員のかたから職場のうつ病になる人が多いという話を聞いたことがあります。つまりメンタル面で不安定な人が多いということはその中で薬に頼ってしまう人も出やすいということが言えるのかもしれません。

集団の中の孤独

今朝、タレントの上原美優さんが自殺されたというニュースが飛び込んできました。
理由は、わかりません。しかし、ブログや知人の人に恋愛などがうまくいかないことを相談されていたようです。
また、最近お母さんが亡くなられたことも大きかったようです。
彼女は、「貧乏タレント」というキャッチフレーズで、鹿児島県種子島出身で10人家族の末っ子だったことも彼女を有名にするきっかけとなったようです。
明るいキャラで、自殺などと無縁のようにみえた彼女がなぜという思いです。
だだ、これは単なる推測に過ぎませんが、田舎の大家族でいつもにぎやかな家庭に育った彼女にとって、芸能界という世界はいつも大勢の人がまわりにいて、非常に忙しく、にぎやかだった変わりに、会いたいときに友人にも会えず、恋愛してもそれが本物なのか、自分が芸能人だからなのか、よくわからない現実などもあり、「集団の中の孤独」状態になっていたのではないかと思うのです。
彼女は、いつも結婚願望を言っていたそうです。
それも、家庭という信頼できる、いつでも会う事ができる、家族がほしかったのではないかと思います。
芸能界というところは、非常に強い自分を持ち、人に依存しないタイプの人が向いている世界なのかも知れません。
最初から心が強い人などいませんが、体と同じように心も少し鍛えていくことも大切かもしれません。
心を鍛えるのは、多くの本を読んで自分なりの価値観や哲学を鍛えたり、メンターという心の師匠を持っていること。
上原美優さんのご冥福をお祈りいたします。
また、今集団の中の孤独を感じている人がいたら、心を少し鍛えてみてはいかがでしょうか?

それぞれがやれることを・・・

この度の震災で被害にあわれたすべての方の一人でも多いご無事をお祈り申しあげ、お見舞い申し上げます。
震災では、心のケアの大変重要だと思いますが、以下の点ご注意いただきますようお願い申し上げます。
1)被災地の外にいるかたは、ボランティアと言えども被災地の救助活動が終了し、現地に食料などの物資が完全にいきわたるまで、現地にいかないようにしてください。
物資が不足している状態で行動することはかえって被災者の方に迷惑をかけることになります。
2)被災地にいるセラピストの方は、極力まわりの方とコミュニケーションをとるようにしてください。
3)被災地でカウンセリングする場合は、まず挨拶をきちんとして、相手の方のお話をよく聴いてください。お話を聴くことがもっとも大切です。
4)家や財産を失ったかたは大きな喪失感に見舞われています。心のケアが大切です。
5)被災者の方を無理に励ますことをやめてください。「がんばってください」といってもがんばっているに違いありません。それより、「水分補給をこまめにしてくださいね。」とか「夜は冷えるので、あたたかくして寝てくださいね」など具体的に気使いする言葉をかけてください。
みんながそれぞれできることをしましょう。募金や節電はできることの一歩です。
募金は、なるべく街頭などではなく、行き先がはっきりしている赤十字などにしましょう。

結婚式

NPOの所属心理カウンセラーである、遠矢さん安達さんの結婚式に主賓として参加しました。
場所は、熱田神宮会館
歴史ある場所で、素敵な結婚式でした。
絶妙なバランスでベストマッチングな二人。
幸せな家庭を築かれること確信しています。
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心理カウンセリング講座特別

私が理事をさせていただいているNPO法人の指定スクールが、今回通信講座を期間特別価格で販売されるそうです。
心理学に興味がある人はよいチャンスかもしれません。」
それにしても、デフレですね。どんなものでも値下げ圧力がすごいです。
安くなってうれしいようなうれしくないような感じです。
サイトの価格は下がっていないけど資料請求をダウンロードすると特別価格の優待があるようです。
http://www.private-counseling.com/

今を考えるか先を考えるか?

カウンセリングの場面で、よく出くわす場面があります。
クライアントの立場にたって考えると、今の感情を優先させるのがよいのか、将来の幸せを考えればよいのかということです。
わかりやすい例で言うと・・・・
年齢33歳の独身女性で、
今付き合っている人がいてその人のことがものすごく好きで、結婚したいと思っている人がいるとします。
しかし、その人は結婚する気はなく、放浪癖があり、世界中旅をしてまわるタイプの人だとします。
女性は将来結婚して子供を作りたいと思っていますし、年齢的にもそろそろしないといけないと思ってはいますが、
その彼と別れたくはありませんし、別れるぐらいならこのまま独身でもいいかとも思ったりします。
このようなどちらかの選択をしなければならないときに、その人自身がどこまで深く考えて結論をだせるかがとても大切だと考えています。
私がカウンセラーとしてできることは、できる限りの事例(どちらかにかたよることがないようにします)を紹介したり、
あらゆる角度からその女性の価値観を確認していき、また、なぜその男性にひかれるのかということを検証したりします。
今か先かの結論はどちらが正しいとは言えませんが、少なくとも10年20年たったときにその判断に対して後悔しないように
その人の人生経験にプラス色々な判断する材料を提供し、感情だけで判断しないようにサポートしたいと思います。

不況下で必要とされる資質とは・・・・

久しぶりに心理カウンセリング関連記事を書いてみます。
今後、活躍できる心理カウンセラーの資質としては、3つだと思います。
ひとつは、人間力です。
人間力という定義は難しいですが、私の解釈では
1)きちんとした哲学を持ち、公平で、差別のない視点で物事を判断できる能力を持ちながら、
徳の心や慈愛の心を持っていると定義しています。
そもそもこれがないと本当のラポールを多くの人から得ることは絶対にできません。
そして、もう一つは
2)コミュニケーション能力です。
自分の伝えたい内容を筋道たてて相手に説明でき、クライエントの言っていることを
本当ななにが言いたいのかを分析推理し、相手にフィードバックできる能力だと考えています。
この能力がないと、まずビジネスがなりたちません。
そして最後に、
3)洞察力です。
現状をきちんと把握したあとで、将来おきうるあらゆる可能性を検討し、クライエントに伝え
それに対して今なにをすべきなのかをクライエントといっしょに考えられる力です。
しかし、この3つを持っているカウンセラーは少ないのが現状です。
だからこそ、今この3つの能力を伸ばしていく必要があるんだと思います。

ほめ上手・・・・・

もてる女性は、必ずといってもよいぐらい「ほめ上手」な場合が多いと思います。
なぜなら男性のほうが、ほめられると弱いのです。
男性は、プライドが大事な生き物ですし、自分がまわりからどんな評価をされるのかが女性より気になるのです。
でも、意外とほめ上手な人は少ないのが現実です。
それは、原因があるようです。
それは相手をほめることより自分のプライドを大事にしてしまうということです。
たとえば、いっしょに飲みにいったお店で、相手がワインについての知識を話したとします。
すると「すごーい。ワインお詳しいんですね。是非色々教えてください。ワインに詳しいって素敵ですね。
いままでそんな人と飲みに行ったことないのでうれしいです。」
って言えればいいのですが、自分のほうがもっと詳しいというところをみせようとしてしまうような場合です。
男性同士なら知識比べもいいでしょうが、女性と男性が知識比べをしてもまずもてません。
女性は、男性の話を「自慢話」ととった瞬間にいやになりますが、もてる女性はその自慢話をいやな顔せずに
聞きほめることができますし、男性の「説教」に対して「あなたの話はとても勉強になるわありがとう」という賢さを思っています。
こういった話を女性にするとよく言われるのは、そんなことはわかっているけど、なんか偽善者みたいでそこまでしたくないとかなんで女がそこまでして男に媚びなきゃいけないのとか言われます。
そんな人に私は必ず言います。やってみるかやってみないかは自由だと思います。
でも、実際やってみてそのほめ言葉の魔力を知ってみるといいと思いますよ。
ほめ言葉を使いこなせれば、相手をあなたの思いのままに動かせる「呪文」の一つを手にいれたと同じだということに気がつくでしょう。