ビジネスの基本は、いかにユーザー視点で物を考えられるかだと言われます。
では、政治家は国民目線で物を考えなくてはいけません。
でもなぜ国民目線で考えられない人が多いのか?
それは、衰退してきている大企業のサラリーマンと同じ現象が起きているからだと思います。
つまり、いかにしてクビにならずにすむか、いかにして今いる組織の中で生き抜くかという視点で活動している状態です。
自分の身を守るのに必死なわけです。
たとえば、新人議員が国会議員を減らせとか発言しようものなら、ベテラン議員からプレッシャーがきます。
政党に所属していなければ、政党助成金ももらえないし、国会で発言する時間を与えられません。ならば、政党の上司にさからうことはできません。
そして、党の権力の座についたものはその座を守ろうと必死なります。
ですから本当に日本の政治を変えるなら、根本的なお金の流れとか、政党政治のあり方とか、大統領制とか、色んな角度から根本的に見直す必要があるのです。
政治家全員が無能だとは思いませんが、本当に「顧客目線」の政治をするためには
この大企業のような状態をあたらめる必要があるような気がしています。
風通しをよくして、顧客目線で本当に思っていることを言えるような環境が必要だと思います。
なにがしたいのか、なにが言いたいのかよくわからない総理には本当にうんざりしている人が多いです。
よかれ悪かれ、きちんとわかりやすい言葉で、はっきりと発言できる人がリーダーになることを切に望みます。
顧客目線
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