それぞれがやれることを・・・

この度の震災で被害にあわれたすべての方の一人でも多いご無事をお祈り申しあげ、お見舞い申し上げます。
震災では、心のケアの大変重要だと思いますが、以下の点ご注意いただきますようお願い申し上げます。
1)被災地の外にいるかたは、ボランティアと言えども被災地の救助活動が終了し、現地に食料などの物資が完全にいきわたるまで、現地にいかないようにしてください。
物資が不足している状態で行動することはかえって被災者の方に迷惑をかけることになります。
2)被災地にいるセラピストの方は、極力まわりの方とコミュニケーションをとるようにしてください。
3)被災地でカウンセリングする場合は、まず挨拶をきちんとして、相手の方のお話をよく聴いてください。お話を聴くことがもっとも大切です。
4)家や財産を失ったかたは大きな喪失感に見舞われています。心のケアが大切です。
5)被災者の方を無理に励ますことをやめてください。「がんばってください」といってもがんばっているに違いありません。それより、「水分補給をこまめにしてくださいね。」とか「夜は冷えるので、あたたかくして寝てくださいね」など具体的に気使いする言葉をかけてください。
みんながそれぞれできることをしましょう。募金や節電はできることの一歩です。
募金は、なるべく街頭などではなく、行き先がはっきりしている赤十字などにしましょう。