伏見にあるワイン屋さん「ミツクラ」にこのお店のショップカードをみつけて気になっていました。
テーマは料理とワインを楽しむ大人のためのレストラン
料理にジャンルはなく、独特のオリジナル料理がでると聞いていました。
今回機会があって予約して訪問させていただくことにしました。
注文したのは、ワインと料理のマリアージュコースすべて込の15000円です。
最初はベレッシュというシャンパンとあわせてタラの芽の天ぷらと鮎の昆布〆
シャンパンと天ぷらの相性は鉄板ですが、天ぷらと鮎のコラボが最高でした。天ぷらと生魚をあわせるとは非常に斬新なアイデアです。
次にシャトー・ドヒューザル ブラン2003と
新たまねぎと冷たい一口スープ、烏賊、ほたて、たこ、じゃがいも、パンプキン、あわび、きのこを前菜仕立
ド・ヒューザルは、赤が有名ですが、白もとっても美味しいです。上質な樽の香りとハーブのニアンス
たまねぎのスープが特に美味しかった。鮑も非常によくマッチしていました。
エンリケッシュ マディラ フルリッチ と
オマール海老 帆立ソース 干ぶどう添え
オマールエビのボリューム感と帆立のソースと干ぶどうがマディラワインとバッチリです。
コースの途中も甘口のマディラワインを持ってくる斬新な提供が非常に面白く素晴らしいです。
シャトー・ベル・オルム・トロンコワ・ラランド 1990
伊勢鶏の炭焼き 蝦蛄
オーメドックで作られた典型的なカベルネソーヴィニオンタイプのワインと比較的タンパクな鶏との組み合わせ
ボルドーワインにまけるかと思いきやソースの濃厚さや炭焼きの香ばしさのためにうまくマリアージュしています。
シャトー・ジャックブラン1978
穴子 牛肉 トリュフ
78年のサンテミリオンのワインはまだ十分に生きていて、今が飲みごろの良い感じです。
それに穴子と牛肉とフォアグラを一緒に合わせた斬新な組み合わせに、ただ脱帽です。
メルローのなめらかさと穴子と牛肉がよくあっていました。
鮨の盛り合わせ
ヨゼフ・クリストフェルJr・ユルツィガー・ヴュツガルテン シュペートレーゼ 1988
少し甘いドイツにリースリングとお寿司をあわせるという憎らしい演出。
個人的には、かなりありの組み合わせ。
デザート
フルーツトマトのソルベ
白いこのシャーベット状のものは、なんとフルートトマトです。
口のなかで、まさにフルートトマトを味わっている味わい。デザートまでインパクトがあります。
珈琲の器も素敵でお菓子も素敵でした。
また、必ず再訪したいお店と出会いました。